Sekigawa Kohei
グループになってパフォーマンスを考えている
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A4のコピー用紙
2013|ワークショップ
2013年5月 和洋国府女子高等学校で行ったワークショップ
A4のコピー用紙という一見特徴のないモチーフを「伝える」には?
①A4のコピー用紙(白紙)を一人につき一枚配布して、それをよく観察
してもらう。
②コピー用紙の持つ「特徴」を挙げる。
考えられるだけの特徴をすべて挙げていってもらう。
ex.「白い」「薄い」「ぺらぺら」「四角い」…
③挙げた特徴は「どのくらい」なのか、説明を考える。
例えば「白い」はどのくらい の「白い」なのか。説明は一つの特徴につき 二つ以上考えることにする。
ex.「ジャージの色よりも白い」「髪の毛よりも白い」
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④5•6人のグループをつくり、そのグループで「特徴」を1つ決めて、その選 んだ特徴が他のグループに伝わるようなパフォーマンスを考える(他のグループには、どの特徴を選んだかは教えない)
⑤各グループのパフォーマンスを発表。見ているグループは、パフォーマンス グループが、どんな特徴を伝えようとしているか当てる。
ex.「四角い」を選んだグループ・・・コピー用紙を小脇に直角にお辞儀
「軽い」を選んだグループ・・・・人を重そうに持った後にコピー用紙
を軽々と持ち上げる
⑥全員で反省会。伝えようとした特徴を他のグループに当ててもらえなかっ つたグループの「伝え方」を振り返り、更なる工夫を考える
モチーフの持つ、「特徴・要素」を把握し、「演出」の仕方を考える。
伝える特徴を整理して、実践して振り返る。そんなことがスムーズに考えてゆけるようワークショップを考えた。