一緒に散歩しながら風景を見る

2017|ワークショップ

東京家政大学内「森のサロン」という子育て支援施設で、2~3歳児+保護者対象に向けてワークショップを行いました。

 

2〜3歳児にはインスタントカメラを持ってもらい、保護者には紙とペンを持ってもらい、一時間くらい校内を散歩してまわりました。

 

2〜3歳児にとってインスタントカメラは扱いが微妙なラインかなと思ったのですが、意外とカメラを構える姿がそれらしく面白かったです。本当はチェキかデジカメなど、すぐに見れるカメラを用意できれば良いなと思っていたのですが、インスタントカメラはすぐに写真が見れない分、子どもがカメラを向けている方向は分かるけど、目線が何に向けられているのかまでは分からない、ブラックボックス感が良かったです。

 

保護者たちには、歩きながらメモをとってもらったのですが、特に何か感想のようなものを書いてほしいわけじゃないので、「出来るだけ目についたものをただメモをとってください」と伝えました。これは割合ハードな要求で、見るだけと、それをメモすることの間には結構な隔たりがあるはずで、それを承知で今回は保護者にも頑張ってもらいたいと思っていました。

何かを書かないといけないのか、と抵抗を感じる方もチラホラ見受けられましたが、最後に見せてもらったら、良い感じに淡白な風景や子どもを追っているメモが出てきていました。

 

2〜3歳児という年齢層というのは、言語を獲得する途上にあり、言葉でひもづけられる前の眼差しがここにあると思うと、羨ましいような気持ちにもなりました。言語をある程度獲得してしまった後は後で面白いけどね!という矜持で僕もメモをとりながらブラブラしていました。

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