top of page

漂白する私性 漂泊する詩性

2018

  • 2018年2月28日(水)~3月4日(日)

  • 10:00〜18:00(入場は17:30まで)

  • 横浜市民ギャラリー展示室B1 入場無料、会期中無休

  • 出品作家:遠藤惇也、小野峰靖、関川航平、千葉大二郎、中村達哉、堀内悠希、廖震平

  • 企画:関川航平

  • 共催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)

  • フォト・ヨコハマ2018パートナーイベント

写真/立体/プロジェクト/パフォーマンス/ダンス/インスタレーション/平面とそれぞれ異なる表現手法をとるアーティストによるグループ展です。表現手法は様々ですが、自身の制作を通じてそこで何が生成されているのかを注意深く観察する態度は、参加作家全員に共通する特徴だと言えます。
写真というメディアが生み出すイメージと人間の記憶の差異について考察をする写真作家の小野峰靖。部屋の中にある身近な物を、あたかも”コピー&ペースト”するように淡々と模刻してゆく遠藤惇也。速記をモチーフにしたパフォーマンスを展開し、異なる言語感からの記述を試みる千葉大二郎による美術プロジェクト・硬軟。パフォーマンスやドローイングなど表現手法を変え続けながら意味の伝達について考察を続ける関川航平。自身の身体から発せられる情報が場所や人へと伝わっていく過程を見つめるダンサーの中村達哉。インスタレーションやドローイングを通じて、作品と現在の社会状況との類似・相違を詩的に表現する堀内悠希。自分で撮影した風景写真を、”写経”するかのように油絵に置き換えていく画家の廖震平。
『漂白する私性 漂泊する詩性』という展覧会のタイトルは、「作品をつくる・見る」ということに対して、もっと言えば「なにかを分かる」という事に対しての、ひとつの提案です。

bottom of page