press to zoom
press to zoom
press to zoom
press to zoom
1/2

クリックで拡大します

このパフォーマンス作品には大きくわけて二つのシーンがある。

 

〈一人プロレスシーン〉
入場曲とともに、スポットライトを浴びながら花道を通って入場。

ゴングとともにプロレスをはじめるが、対戦相手はいない。
しかし、あたかも対戦相手がそこにいるかのように一人で戦う。
あからさまな嘘、わかりやすいフィクションの提示。

〈突然のぼんやりシーン〉
一人で戦うなかで、リングロープまで身体が飛ばされたとき、突然プロレスをやめる。
ロープにもたれかかり、ただひたすらぼんやりする。

何もしない、わかりずらい状況の提示。

 

この二つのシーンを交互に繰り返し、〈一人プロレス〉という認識しやすいフィクションから、その認識を無理やり振り払うような〈突然のぼんやり〉というシーンへの落差によって、鑑賞者にとっては目の前のフィクションが、突然崩れてはまた戻るといった緊張感が生まれ、放送事故を見ているような落ち着かなさを覚える。

フィクションとノンフィクションの間にある緊張感に迫りたかった。

I Love! Professional Wrestling, 2012

 

This performance is divided roughly into two scenes:

 

SCENE: “Professional Wrestling”

I enter the performance through a passageway while music is playing. As I walk toward the ring, a spotlight shines on me. When I enter the ring, a gong marks the beginning of the match, but I have no opponent.  Instead, I begin fighting alone as if someone was there.

 

SCENE: “Being Idle”

When I throw myself into the ring’s ropes during the match, I abruptly stop the performance. I become idle while I lean on the ropes.

 

I repeated these two scenes in several successions. I wanted the viewer to feel the tension within a frank lie in an intelligible fiction.

 

 

大好き!プロレス

2012|パフォーマンス

2014 横浜赤レンガ倉庫にて 横浜ダンスコレクションEX2014コンペティションⅡ 出場時

   「大好き!プロレス」メイキング映像