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Sekigawa Kohei




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ネコになる
2014|ワークショップ
2014年5月 山梨県甲府市遊亀公園で行ったワークショップ
ネコの鳴き真似、ニャーニャーだけで、どれだけ意思疎通ができるか?
①参加者をグループ分けする
お互いには分からないように、参加者をいくつかの「気持ちのグループ」に分ける。例えば「喜・怒・哀・楽」で、
4つのグループといったように。ひとりひとり肩をたたいて、ランダムに「気持ちのグループ」を振り分けてゆく。
②それぞれが同じグループを探す
自分に割り振られたグループを確認した後、参加者に、同じ「気持ちのグループ」に割り振られた人を探しだして、
グループごとに分かれてもらう。
その時に注意するのは、ジェスチャーも言葉も使わずに、ネコの鳴き真似だけで確認しあうようにする。
③答え合わせをする
分けたグループの数分だけ、まとまりができはじめたら終わりにする。
そして、そのグループ内にいるメンバーが全員同じ「気持ちのグループ」になっているか答え合わせをする。
「気持ちのグループ」の分け方を、最初は「喜・怒・哀・楽」など単純なもので導入して、
繰り返す中で「嫉妬・尊敬・見下す・緊張」といったように、すこしずつ複雑な感情に難易度を上げていった。
ニャーニャーの声のニュアンスや・微妙な表情で自分のグループと相手のグループの違いを探ろうとする。
「誰にとっても使い慣れていない方法」で行われるコミュニケーションは、どこか滑稽で、どこか真剣であった。
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